【ナレーション
アース突入 3時間後。DB惑星海賊基地入口前。惑星崩壊まで...あと2時間。
・・・・・
ゴゴ..ジジ...ビュびゅーーーーーーーーーーーーーん!!!!
*壊れかけたUFOが飛んでくる音
ギッギ…ギっ!…
※UFOがきしんでいる
ギッ…ギ…ブシューーーーー
※風を巻き上げながらUFOが着陸する
※UFOから煙が出ている
※外装の部品がいくつか転がり落ちる
ウィン…プシューーー…
※UFOのハッチが開く
………
クロヤナギ「シュッ!シュ!シュッ!シュ!」
もちお「チュ!チュッ!シュ!チュもち!」
※シャドーボクシングをしながらクロヤナギともちおがUFOから降りてくる
クロヤナギ「シュ!シュッ!シューー!……あれ?」
もちお「もち?」
※クロヤナギ・もちおが辺りを見回す
クロヤナギ「あれ?」
もちお「もち?」
クロヤナギ「……兵士がみんな倒れてる?」
もちお「もーち?」
※辺りは、全ての兵士が倒れている。基地の入口は壊され、煙が上がっている
クロヤナギ「なんだ?!どうなってんだ?あのデカい猫ロボがやったのか?アースがやったのか?」
もちお「もちちー?」
クロヤナギ「どちらにしてもすげーな」
※クロヤナギがもちおの頭を撫でる
クロヤナギ「わいたちのボクシングを出すまでもなかったな!」※ニンマリ
もちお「もちぃ」※ニンマリ
クロヤナギ「それはさておき!中にいくか!もうアースがみんな倒して終わってるかも〜♬」
もちお「♬
※DB惑星海賊基地入口
パラパラ…パラ…
※瓦礫がところどころで崩れている
クロヤナギ「……なんか…静かだな…。みんなどこいっちゃったんだ??アースは…?」
※壊れた入口に入ると、もちおが何かに気づく
もちお「もちち!」
※もちおが指差す方には、瓦礫に足を挟まれた兵士がいた
兵士「ぐ…ぐ…ぐ…た…たすけ…」
※意識はもうろうとしているようだ
※もちおが兵士にかけよる。それを追ってクロヤナギもかけよる
もちお「もち…」
クロヤナギ「……ぐぅ…ケッ!悪いことするからバチが当たったんだぞ!知らね!…いくぞ!もちお!」
※クロヤナギがもちおの手を引っ張るがもちおが動かない
もちお「も…ちぃ…」※悲しそうな目をする
クロヤナギ「くっ!…もちお!こいつら悪もんなんだぞ!こいつらのせいで、地球もアースもみんな…!」
もちお「もち…いーー」※もちおの目が涙で溢れる
………。
クロヤナギ「わかった!わかった!…ケッ!助けるんだろ!わかったわかった!」
もちお「もちぃー!」※嬉しそうなもちお
※クロヤナギともちおは力を合わせて、兵士にかぶさる瓦礫をどかし、兵士を引っ張り出した
クロヤナギ「…よっし!これでよしだな!」
兵士「ありが…と…」
※兵士は安堵したのか、気を失った
クロヤナギ「まったく…!敵を助けるとは、、」
もちお「もち!」
クロヤナギ「…さすが俺の子分よ!立派立派♬」※もちおを撫でながらニンマリ
クロヤナギ「さてと…奥へすすむか!」
もちお「だち!」