【ナレーション
2023年4月2日 Re.Bell ノーマルリバー黒池店。
DB惑星海賊基地からなんとか逃げることができたアースたち…..。
傷ついた体でRe.Bellに戻ってきた。
全員の表情は暗く、言葉を交わすことなく床に座った….。
くぅーー!負けて悔しいけど、みんな無事でよかったヨォ〜涙
あ...そんな空気じゃないか…..。
・・・・・
クロヤナギ「……。」*うつむいている
アース「……。」*うつむいている
もちお「…..も...ち」※もちおは泣きそうな表情
クロヤナギが立ち上がり、アースの横に。
クロヤナギ「アース。。大じょ….」
アース「なんで逃げたの!ホシツブが!・・ホシツブが捕まっちゃったんだよ!!助けたかったのに!...なんで?!」
※やり場のない怒りでちょっと声をあらげた。
クロヤナギ「・・!!だって!あのままだとやられてたぞ!アースだって勝ち目がないの分かってただろ!」
※ちょっと強めな口調で
もちお「ひぎぃ...」*泣きそう
クロヤナギ「あ!もち ごめん」*もちおを撫でてたかいたかいする
アース「…..ごめん」
クロヤナギ「あ….ごめん」
※クロヤナギが飛び上がる
クロヤナギ「まあ!クヨクヨしてても仕方ない!今は寝て!また明日考えようぜ!」
クロヤナギ「あいつらをバッタバッタと倒す方法を!」*シャドーボクシングしながら
アース「そうだね!今は寝て!笑 また明日考えよう!」
もちお「もちぃーー!」*ニコニコ
muri「muriです。勝算はほとんどありません。惑星破壊まであと24時間を切りました。。この時間でも地球の夜が明けないのは、惑星破壊装置、最終段階の影響です」
クロヤナギ・アース・もちお「!!!..........。」*びっくりしてシュンとなる
muri「ただ、、もともと勝算の低い戦いなのに基地内部まで到達できました。計算外です。何か手立てがないか至急解析してみましょう」
クロヤナギ「お!そうこなくっちゃ!たのむぜ!muriーーー♫」*喜ぶクロヤナギともちお
アース「だね!♫」*笑顔だけどどこか暗い表情
クロヤナギ「さあ!寝っか!」*もちおはうつらうつらしてる
アース「うん!おやすみ!クロヤナギ、もちお」
クロヤナギ「おやすー」
もちお「もちー」
※クロヤナギの視点になり、瞼が閉じる映像
真っ暗。
※全体の視点に切り替わる
※クロヤナギともちおは寝ている
もちお「すぅ..すぅ..zzz」
クロヤナギ「くくぅくぅ…すぴぃ..zzz」
・・・・・
※すぐアースだけ目を覚ます
アース「・・muri。無理だよね….。」
Muri「・・・。勝てる可能性はかなり低いかと….。」
アース「元気づけてくれたんだよね。ありがとう。」
※アースが立ち上がる
muri「やはり1人で向かうのですか?」
アース「うん。ホシツブも助けるし、地球も救う。クロヤナギやもちおは巻き込めない。これは宇宙警察の仕事だし!」
muri「死ぬとしても….ですか?」
アース「やるだけやってみる。負けて死ぬより、ここでやらずに逃げた方が100倍くるしいし、一生後悔する!」
muri「私には理解できません。死ぬ確率が高いのに、全宇宙から見ればミクロな一つの惑星のために、命をかける理由が、そこにあるのですか?」
アース「・・わかんない….。でもクロヤナギやもちおが大好き!クロヤナギやもちおが大好きな地球人が大好き!それが理由!」
アース「muriにはわかんないよね!こんなバカみたいな考え」
Muri「muri…..ではありません。私のシステム以外の部分で理解できると信号が出ています。私・・壊れているかもですね」
アース「ふふふ」*アースが小声で笑う
muri「ふふふ」*muriが小声で笑う
muri「アース。提案があります」
アース「??!」
※暗転する