第10話「強敵現る?!」

・・・・・

 

チャッピー「きぇぇーー!!チェストォーー!!」

※クロヤナギに襲いかかる!

 

 

クロヤナギ「あぶね!っ」

 

※クロヤナギが間一髪で避ける

 

チャッピー「ちっ!!もうちょっとだったのに!」

※悔しがるチャッピー

 

チャッピー「俺はチャッピー!猫が嫌いだ!猫は全匹ぶっ飛ばすと決めた!」

 

クロヤナギ「?!」

 

【ナレーション

チャッピー。カテゴリは、カワウソ。

アルクの幼少期より一緒。アルクはチャッピーが来たとき猫と勘違いして育てる。アルクが15歳の時に、チャッピーが猫じゃないことに気づき、アルク落胆。。チャッピーはそれ以来、猫を敵視している。アルクが猫を見るたびに目が♡になるのを極度に嫌う。

 

チャッピー「ふしゃーー!!」

 

アルク「やめなさい!チャッピー!ぶっ飛ばすわよ!…」※アルクの目が赤く光る

 

チャッピー「ふ、ふ、ひしゃぁー…ごめんなさい」

 

アルク「ふふふ、いいコいいコ♡」

 

アルク「ごめんねー突然♡怪我なかったぁ?♡」

チャッピー「ふしゃー!!」※威嚇ポーズ

 

クロヤナギ「な、なんだ?こいつら?」

 

アルク「ねこちゃんは可愛いぃんだけど……..お前は可愛いくない!っ」

 

アルクが視線をアースに向けた瞬間。

また視界から消えた。

 

気がついたらアースが倒れていた。

アース「ぐ…うぅ…い」

 

 

クロヤナギ「アース!!」

もちお「もちぃー!」

 

 

※アースが苦しそうに立ち上がる

 

アース「だ、大丈夫!くそ!負けない!ホシツブを返せ!」

 

アルク「まだ立つんだぁ〜♡…!?」

 

アルクの頬に傷が…

先程の瞬間、アースが瞬時に反撃した証拠だった。

 

アルク「へぇ〜〜…なかなかやるんだね!…ワクワクしてきた!」※アルクの表情が一変した

 

アルクがアースに襲いかかる!

クロヤナギ・もちおは何もできない。

アルクとアースが交戦する中、スペクターが声を荒げた!

 

スペクター「アルク様ー!そんなこわっぱに時間をかけるなどもったいない!こいつで終わりです!ポぉーーチっとぉーー!」

スペクターがスイッチを押した。

 

どどどどーーーーーー!!!!!

※大きな地響き

 

アース、アルクともに地響きに足を取られる。

 

アルク「何やってんだー!スペクター!じゃまするなー!」

スペクター「いーえ!アルク様!邪魔ではございません!一気に侵入者どもを抹殺するほーうほーです!!最初からこうするはずだったんです!私は失態など犯していないー!!」

 

どどどどーーーーーー!!!!!

※大きな地響き

 

にぎゃーーーーーーー!!!!!

大きな叫び声とともに真っ赤なでっかい猫型ロボットが部屋の天井を突き破ってきた!!

 

スペクター「これこそが私の最高傑作!!猫ボスだぁーーー!!!しねぇーー!!」

 

アース「あ…あ…あ」

傷ついたアースが呆然と立ち尽くす…。

 

猫ボスの手がアースを踏みつけようとした瞬間!

 

パシィッーーーー!!

黒い閃光が!アースを連れ去る!

 

アース「クロヤナギ!」

 

※黒い閃光はクロヤナギだった!手にはもちおがくっついている

 

クロヤナギ「あぶねぇー!こりゃだめだ!一旦逃げるぞアース!」

 

アース「やだ!!ホシツブが!やだ!」

クロヤナギ「やだじゃない!このままだとやられる!立て直すんだ!」

アース「やだー!やーだ!ホシツブー!」※泣きじゃくるアース

 

アースを掴むクロヤナギの手は強く握りしめらて振り解けなかった。

 

※逃げるアースたち

 

スペクター「うぉらー!!潰れてしまぇー!!」

※スペクターは錯乱している

※暴れる猫ボス

 

どがーーん!どがーーん!

 

※高台からその光景を見るアルク

アルク「あーあ、逃げちゃった!スペクターのせいだな。姉ちゃん怒るぞ〜シシシ♡アース、また会えるよね!きっと♡」…

 

どがーーん!どがーーん!!

※暴れる猫ボス

 

スペクター「はーはっははっはー!!」

※錯乱するスペクター

 

…………※暗転する