第6話「アテンションプリ〜ズ♬案内人 クロヤナギの事情」

ナレーション

2023年4月2日 深夜

日進市のショピングモール ノーマルリバー黒池 1階 Re.Bell -リベル-。

綺麗な月が出ている素敵な夜空...に変則的に飛び回る光る飛行物体が!?

ちょっ!!??あれUFO?ねぇUFO?!ねぇー!!フォーー!!!・・・

 

・・・・・

 

アース「クロヤナギー!もちおー!遊びにきたよー!」

 

クロヤナギ「おー!アース!来たのか!ふん!」※ニンマリ

もちお「もち♡」

 

アース「さっそくツンデレ可愛ぃ♡」

ホシツブ「来てやったぞ黒ダヌキ、むにょもち!」

クロヤナギ「お前も来たのかピンクうんち」

 

ホシツブ「くっ!!」

 

※ホシツブの後ろから忍びよるもちおの黒い影

 

もちお「はむ!むにょむにょ」

※もちおがホシツブをむにょむにょ食べる

ホシツブ「はぅっっ!!」※か、か・い・か・ん…♡

アース・クロヤナギ「きもっ!!」

 

 

ナレーション

それからアースたちはクロヤナギたちの案内で、店内のクリエーターアイテムを堪能した…。

 

 

クロヤナギ「そんで次はここ! 俺たちを生み出したmi-ma-のコーナーだ!」

もちお「だち!」

 

アース「へー!すっごい可愛い絵を描くんだね!めちゃ素敵!あー!クロヤナギももちおもいる!」

ホシツブ「まぁ地球人にしては、なかなかいい絵を描きますね。宇宙全域を探してもなかなかこのレベルは無いです。黒ダヌキは別として…」

アース「絵に命が宿るなんて不思議な現象、初めて聞いたもん。すごいクリエーターさんなんだね」

 

クロヤナギ「んー、そうでもないぞ!いつも自分に自信が持てなくて迷ってばっかり!強い人の言葉に惑わされたり、勢いに飲まれたり、自分で抱えこみすぎたり…たまに泣いてるし(笑)

俺から見たらまだまだ未熟者!!

だけど…」

 

アース「だけど…?」

 

クロヤナギ「わいは知ってる。。泣きそうになるくらい辛くても、苦しくても前に進もうとする。不器用だけど、誰かの為に一生懸命になる。わいももちおも、描いたみんなみんな…を愛してくれてる」

 

アース「mi-ma-が大好きなんだね♡」

 

クロヤナギ「全然!!……あいつはわいがいないと寂しくてダメだからしかたなし…!…あいつはどう思ってるかわかんないけど、わいにとっては一生の相棒だ」

 

アース「大丈夫♡きっとmi-ma-も一緒の気持ちだよ」

 

クロヤナギ「ふん!…ふふふ」※ニンマリ

 

アース「あ!可愛ぃ♡」

 

ホシツブ「……」心の声 : …は!?ちょっと黒ダヌキが可愛いと思ってしまった!ちがうちがう!

 

*ホシツブが取り乱しながら

ホシツブ「しかし!たくさんのクリエーターアイテムが並んでますね!どれからも作っている人の想いが伝わってきます。地球ってなかなかな星かもしれませんね」

 

アース「私、リベル大好きー♡」

ホシツブ「アースちゃん…」

 

アース「ねぇ!クロヤナギ、もちお!外にも出てみない!」

クロヤナギ「お!いいね!」

もちお「もち!」

 

アース「よーし!じゃあ、これを出して…と!」

※腰のベルトを操作して、小型UFOを出す

アース「これに乗っていこー!」

 

クロヤナギ「すげーー!!!」※目がキラキラ

もちお「もちちーー!!」※目がキラキラ

 

*ホシツブが目を閉じながら

ホシツブ「ふ、これが我々の科学力。見たか黒ダヌキ!乗せてやっても…あ」

※ホシツブ以外、小型UFOに乗り込み済み

 

ホシツブ「くっ!!!」

 

ナレーション

それから、アースたちは光速で日本を飛び回った!たくさんの街、建造物、自然と、夜だけど月あかりで十分なほど日本は綺麗だった。。

しかし…

 

違和感に最初に気がついたのはクロヤナギだった。